オペレーティングシステム(OS)の『Windows』で有名な、Microsoftの共同設立者で大富豪のビル・ゲイツさんの、2010年1月に開設された新サイト「Gates Notes」に、「The Deadliest Animal in the World」と言う記事が、掲載されています。
Deadliestは、Deadly(致命的なとか、命取りの、最上級)なので、「世界で最も致命的な動物」という意味でしょうか。
あなたは、人間にとって、恐ろしい致命的な生き物と言えば、どんなものを、思い浮かべられますか?
陸上では、ライオンやトラなどの肉食動物や、猛毒を持つサソリや毒蛇など、そして、海中では、サメやワニなどの凶暴な生き物を、思い浮かべられたかもしれません。
ビルゲイツさんの記事によると、人間を死に至らしめる「世界で最も致命的な動物(生き物)」の第一位は、何と、驚くべき事に、あの小さな蚊(Mosquito)だそうです。
ビルゲイツさんの記事「The Deadliest Animal in the World」より参照して、表にしました <(_ _)>
第14位 | サメ | 10人 |
第14位 | 狼 | 10人 |
第12位 | ライオン | 100人 |
第12位 | 象 | 100人 |
第11位 | カバ | 500人 |
第10位 | ワニ | 1000人 |
第 9位 | サナダムシ | 2000人 |
第 8位 | 回虫 | 2500人 |
第 5位 | 淡水の巻貝(住血吸虫症) | 10,000人 |
第 5位 | 吸血昆虫「サシガメ」(シャーガス病) | 10,000人 |
第 5位 | ツェツェバエ(睡眠病) | 10,000人 |
第 4位 | 犬(狂犬病) | 25,000人 |
第 3位 | 蛇 | 50,000人 |
第 2位 | 人間 | 475,000人 |
第 1位 | 蚊 | 725,000人 |
おとなしそうな カバが、第11位というのも、驚きです。案外、凶暴なんですね。
第2位が,我々人間というのが、皮肉なものです。
戦争やテロ、殺人事件などでしょうか・・ 人間同士が殺し合う、あまりにも愚かなことです。
戦争のない平和な世の中がやって来ることを、祈らずにはいられません。
第一位の蚊が、「どうして?」と思われた方も、いらっしゃったと思いますが、蚊は、小さいながらも、ウイルスなど様々な病原体を媒介して、人間に恐ろしい感染症被害を及ぼします。
あまり最近は、聞きませんが、蚊による感染症といえば、昔は、アカイエカによる日本脳炎でした。
また、我が国日本でも、平成26年(2014年)夏、「デング熱」の国内での感染者が69年ぶりに確認され、大騒ぎとなりました。
先の、リオオリンピック大会の開催地ブラジルでは、蚊によるジカ熱の感染者拡大が、深刻な問題となりました。
ビルゲイツさんの記事を読んで、人間を死に至らしめる最強の殺し屋、「蚊」の恐ろしさを改めて再確認しました。
ウイルスや細菌なども生き残るために、年々、変異、進化しています。将来、蚊が人間に媒介する、新たな恐ろしい感染症が生まれるかもしれません。
生き残るためには、なるべく、蚊に刺されないことが、命を守るために重要で、大切なことになってくるでしょう。
恐ろしい病原菌を媒介する、蚊対策には、まず、相手である、蚊の生態を知らなくてはなりません。
蚊に関する詳しい情報は、殺虫剤でお馴染みの、「アース製薬」さんのホームページに、掲載されていますので、こちらを御覧になると、とても勉強になりますので、おすすめです。
蚊にさされない簡単な方法は、皮膚の露出を避けることですが、蚊の一番いる、暑い夏などは、暑苦しくて、なかなか出来ないのが、悩みのタネです。
また、蚊の被害で、一番困るのが、就寝時です。
一匹の蚊のおかげで、なかなか眠られず、いざ、電気を付けて、蚊を退治しようと、起きて探しても、なかなか発見できず、あきらめて、電気を消すと、また、あの「ブ~ン」という嫌な音がして、安心して眠ることが出来ません。
蚊取り線香や、電子式蚊取り、今、流行のワンプッシュ式の「押すだけノーマット」と、便利なものもありますが、小さい子供さんのいらっしゃるご家庭や、 就寝中などは、特に、こういったものは、使いたくないという方も、いらっしゃることでしょう。
私も、家の外では、よく使いますが、家の中では、あまり使いたくないタイプです。
やはり、安全で安心なのは、昔ながらの「蚊帳(かや)」です。
薬剤を使わないので、安心なのは、もちろんですが、暑い夏場など、クーラーや、扇風機の風が、直接肌に、あたるのを和らげて、冷えすぎるのを防いでくれます。
なにより、蚊の心配をせずに、安心して寝られるというのが、蚊帳の一番良いところです。
この蚊帳は、簡単に設置出来る便利な「ワンタッチ蚊帳」です。
慣れてくると、女性の方でも、簡単に設置、収納出来ます。とても軽いので、ちょっとした移動も、楽ラクです。
また、この商品は、蚊帳の下から侵入してくるムカデやゴキブリ、その他の不快害虫の侵入を防ぐために、蚊帳の下部にも、ネットがあり、さらに、安心の仕様です。
専用の収納バッグ付きで、全面、細かいメッシュ仕上げです。
ワンタッチ蚊帳にしては、大判サイズの「長さ 200 × 幅 180 × 高さ 150cm」です。
収納時は、60×60cm、厚さは約4cmとなり、とてもコンパクトに折りたため収納場所に困りません。
設置するのも、広げるだけなので、簡単です。
収納する時は、最初は戸惑いますが、少し練習すると、コンパクトにたたんで、収納することが出来るようになります。
出入り口のファスナーは、両面ファスナーとなっていて、蚊帳の内側、外側から開閉できるので、便利です。
私は、底のネットのないタイプのワンタッチ蚊帳を使っていますが、慣れてくれば、数秒で、設置、収納も出来るようになります。(底がない分、たたみ方は、さらに簡単です)
注意したいのは、夜、トイレなどで、出入りする時に、蚊帳の中に、蚊を入れないようにすることです。
私も、ワンタッチ蚊帳を使っていて、夜トイレに行こうと、部屋の電気を点けた時、蚊帳の外側に、蚊が二匹並んで、止まっているのを、見た時、ゾッとしたことがあります。
蚊帳の出入りには、十分注意して下さい。
蚊帳を使うにしても、もうちょっと、ゆったり広々と、眠りたいという方には、昔ながらの、吊り下げ式ですが、 下のようなタイプもあります。
ちょっと、リッチに、王様、女王様気分が、味わえるかもしれません w
3畳用(1.5m×2m×高さ1.9m)と、6畳用(2m×3m×高さ1.9m)の二種類から選べます。
つり下げる紐付きなので、引っ掻ける場所があれば、すぐに取り付けられるので、安心です。(写真の鉄パイプの枠は、付属していないみたいです)
蚊帳の入り口を、巻き上げるフックと、洗濯ピンチが、二つ付属しています。
蚊帳の色は、白色とピンクの二色から、選べます。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも、昔ながらの蚊帳は、安心して使えるのが嬉しいです。
お子さんとも、同じ空間に入ることで、スキンシップも取れ、さらに、親子の絆も深まることでしょう。
人間にとって、安心して眠れること、これが一番大切です。