今月、18日、台湾・花蓮でM6.4の地震、そして、22日、フィリピン・ルソン島でM6.1の地震により、被災地では、甚大な被害が発生しています。
いずれも、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界付近で、発生しています。
地震研究家の、百瀬直也氏は、台湾で地震が起こると特に西日本で1年以内に大地震が続くという「台湾―西日本地震連鎖の法則」が存在すると指摘していらっしゃいます。
詳しくは、「知的好奇心の扉 トカナ」さんのサイトを御覧下さい。
あの未曾有宇の被害となった、阪神淡路大震災や、熊本地震も、台湾での大きな地震の数ヶ月後に発生しています。
1994年9月16日 台湾海峡(M6.8)
4ヶ月後
1995年1月17日 阪神・淡路大震災 兵庫県南部地震(M7.3)
2016年2月 6日 台湾南部地震(M6.6)
約2ヶ月後
2016年4月16日 熊本地震(M7.3)
フィリピン海プレート境界での地震活動が活発化しているということは、恐れられている南海トラフ巨大地震の前兆現象である可能性も高いといえるでしょう。
地震大国日本において、いつ、どこで、巨大地震と遭遇しても、おかしくはありません。
その危険性は、日に日に高まっているといえるでしょう。
その日のために、危機意識を高く持ち、少しずつでも、出来る範囲で、生き残るために、出来る事を考え、その日のために備えましょう。
最低でも、3日ほどは、家族が自力で生活できる飲料水や、保存食などを、備蓄しておきましょう。
携帯できるマルチツールも、災害時、所持していると、あなたの命を救う助けとなります。
マルチツールは、災害時だけでなく、日常でも、とても便利です。
マルチツールと言えば、スイスのビクトリノックス社の製品が、精巧な作りで、品質が高く有名です。私も、ビクトリノックス社製ライト付きのハントマンライトを持っていますが、高級感あふれる作りで、とても気に入っています。
このマルチツールは、中国で製造されているそうですが、日本国内で企画・デザイン・検品・包装をされています。
新潟県の冒険俱楽部工房(株)中林製作所の製品です。
値段的にも、お安いですが、結構、作りもしっかりして、良く出来ていて、見た目も、スタイリッシュで、かっこいいです。
ツール収納時
このマルチツールの一番の特徴は、ホイッスルが、付いていることです。(上部右部分)
ただ、付いているだけでなく、上の写真で分かるように、しっかりと、本体に、収納されています。
ホイッスルは、災害時、建物が倒壊して、瓦礫で、身動きできないときなどでも、あなたの存在を周囲に知らせる強い味方となってくれます。
ホイッスルの他にも、
パッケージ写真
ナイフ、鋸刃ナイフ、ビニールロープ切り、缶切、はさみ、マイナスドライバー、プラスドライバー、穴あけ、爪ヤスリ、爪そうじ、ひも通しなどが、コンパクトに、収納されています。
ナイフやハサミは、丁寧に、手仕上げ研磨されて良く切れます。
ナイフのつば元から、先端まで、6㎝以下となっていますので、銃刀法の適用外となっています。(軽犯罪法違反に注意)
製品パッケージ
すべてのツールを開いてみる
携帯に便利なミニカラビナ付きです。
重量は、約110gと、少しズシッと来る感じですが、携帯するのには、苦にはならない重さです。
このような色々なツールが、コンパクトに収納されたマルチツールは、災害時だけでなく、日常使いや、アウトドアなどでも、一つ持っていると、とても便利です。
色々なツールが、小さなスペースに、精密に詰め込まれていますので、慣れない方は、取り出すのに、苦労します。
それぞれのツールには、5㎜ほどの溝が切ってありますので、そこに、爪をかけておこすのですが、爪が長かったり、弱かったりする方は、無理に力を加えると、爪がかけたりしますので、注意が必要です。
爪でツールを起こすのが無理だと感じたら、無理をせず、傷が付かないような、割り箸の先端の角や、つまようじの頭で、起こすと良いでしょう。
また、中途半端に起こしたままだと、急に、折りたたまれてしまう場合がありますので、収納部分には、不用意に指を置かないようにしましょう。
特にナイフなどはしっかりと研いであり、切れ味が鋭いので、十分な注意が必要です。
安全に使用するために、使用上の注意をよく読んで、便利に活用しましょう。