以前、タモリさんの「タモリステーション」で、「富士山噴火」を取り上げていました。
1707年(宝永4年)12月16日の「宝永噴火」から、300年以上も沈黙を続けている霊峰「富士山」は、昔、「死火山」「休火山」といわれた時代もありましたが、現在は、噴煙を噴き上げ活発に活動を続ける桜島と同様、「活火山」となっているそうです。
火山の活動の寿命は長く、数百年程度の休止期間はほんのつかの間の眠りでしかないということから、噴火記録のある火山や今後噴火する可能性がある火山を全て「活火山」と分類する考え方が1950年代から国際的に広まり、1960年代からは気象庁も噴火の記録のある火山をすべて活火山と呼ぶことにしました。
日本一美しい富士山の地中深くでは、我々の知り得ぬところで、富士山噴火へのカウントダウンが刻々と進行中なのでしょうか・・・
番組の中で、富士山噴火の前兆が現れるのは、遅ければ2~3時間前、早くても一週間ぐらい前だろうと、研究者の方がおっしゃっていました。
また、火山の噴火といえば、山頂付近からと思いがちですが、300年前の富士山の宝永噴火の時は、富士山南東側山腹の、五合目付近から噴火しました。
富士山は、他の火山と違い特異な山で、山の山頂付近や山腹だけでなく、すそ野部分の平野部でも、噴火する可能性があるそうです。
もしも、すそ野付近で爆発が起きたら、甚大な被害となることでしょう。
番組では、富士山噴火の警戒すべき四つの脅威として、「空振」「噴石」「火砕流」「溶岩流」があり、もっとも怖いのは、「火砕流」で、約700℃の火山灰や岩のかたまりが、時速100㎞で、一気に山の斜面を流れ下りるので、一番危険だと報じていました。
噴火警報等を早めに活用して、一刻も早めの避難が、生死を分けることになるでしょう。
また、富士山噴火による大量の火山灰も、鉄道、電力などのライフラインを寸断し、日常生活が困難になります。
「富士山宝永噴火」では、16日間活動が続いたそうです。
番組では、富士山噴火に備えて、最低でも2日、出来れば一週間分最低でも3日分可能ならば1~2週間分の備蓄を推奨していました。
間違っていましたので訂正しました<(_ _)> 令和6年2月12日
番組内で取り上げていた、非常食は、次のものでした。
驚くべき事に、25年保存可能な非常食も紹介していました。
【PR】3年保存可能 発熱剤入り
25年保存可能 【サバイバルフーズ】 小缶 チキンシチューx2缶(2缶セット・5食相当) <Seishop> (#2&Half(小缶)) |
【PR】25年保存可能 そのままでも食べられる
日本は、地震大国です。
日本中どこでも、能登地震のような「震度7」は起こりえると、別のテレビ番組で地震学者の方が話していました。
また、鹿児島の桜島も、1914年に発生した「大正噴火」から今年で、110年が経過しましたが、現在も活動は活発です。
桜島大正噴火の噴煙は、一万メートルを超える上空まで上がり、火山灰、溶岩などの噴出物の総量は、300年前の「富士山宝永噴火」の約三倍だったと言われています。
桜島は、富士山にも勝る、恐るべき「活火山」です。
現在、桜島は、次の大噴火につながる地下のマグマの蓄積が進行中で、大正噴火前の水準に戻りつつあると言われています。
火山の爆発、巨大地震、大型台風、記録的豪雨など、これまでに経験したことない災害が、いつ我が身に降りかかるか分かりません。
最低でも、2日間3日間生き延びるだけの水と食料は、必ず備蓄しておきたいものです。
間違っていましたので訂正しました<(_ _)> 令和6年2月12日
(鹿児島市は、「桜島大噴火」に備えて、最低3日分の備蓄を呼びかけています)
【PR】
【PR】
【PR】