「tile」という、「忘れ物防止タグ」をご存じでしょうか?
「tile」とは、忘れ物を音で、見つけることが出来る「忘れ物発見機」です。
朝、家で出かけようとして、車のキーが見つからない時、スマホから、キーに付けた「tile」を鳴らして、音で場所を見つける事が出来ます。
また、反対に、「tile」本体のボタンを、ダブルクリックすると、スマホを鳴らすことが出来ます。
私も、以前から、その存在は知っていましたが、当時、電池交換ができないとか、あまり感度が良くないなど、購入者のレビューを読んでも、あまり評判が良くなかった記憶がありました。
現在も、シリーズは続いており、2019年に、新モデルが出ていてびっくり、知らない間に、電池交換も可能になり、性能も向上していました。
モデル数も増え、現在、5種類の「tile」が販売されています。
Tile Mate Tile Mate(2020) Tile Pro (2020) Tile Slim(2020) Tile Sticke(2020) 電池交換 〇 〇 〇 × × 通信距離 最大45m 最大60m 最大120m 最大60m 最大45m 防水機能 防滴 (IP55) 防滴 (IP55) 防滴 (IP55) 防水 (IPX7) 防水 (IPX7) 大きさ (mm) 35 x 35 x 6.2 35 x 35 x 6.2 41.6 x 41.6 x 6.5 85.5 x 53.9 x 2.7 27 x 7.3 重さ(g) 7,5 6 12 14 5 音を鳴らす 〇 〇 〇 〇 〇 スマホを鳴らす 〇 〇 〇 〇 〇 スマートスピーカー 〇 〇 〇 〇 〇 特徴 シンプルでスマートなデザイのベーシックモデル Bluetooth接続距離が拡大したべーシックモデルの最新版 高性能なプレミアムモデル カードサイズの最薄モデル 貼り付けシールつきの最小モデル
現在、この「Tile」は、全米シェア No,1 となっており、世界の230の国と地域で利用されていて、累計販売台数は、なんと2,500万台を突破しているそうです。
これは、最上位機種の「Tile Pro(2020)」です
使用するには、Bluetooth 4.0を搭載したデバイスが必要となります。
電池交換出来ないと、買い換えしなければならず、使い捨てとなりますが、電池交換可能名モデルが増えていたのは、嬉しいかぎりです。
いざという時に、電池切れだと、残念な思いをしますので、貼り付けシール付きの「Tile Sticker (2020)」も、電池交換出来るようになると、いろいろな物に使えて、便利になるかもしれませんね。
通信距離も改善されて、「Tile Mate Pro (2020)」で、最大120mと伸びています。
また、最後にスマートフォンと「Tile」の接続が切れた場所と時間を、アプリの地図上に表示する事が出来るので、どこで落としたか分からないときなど、効率よく捜すことが出来て、とても便利です。
もっと凄いのが、接続範囲以外で、捜し物が見つからない場合、落とし物に、他の「Tile」ユーザーのBluetooth 圏内に入ると、アプリで位置を通知してくれますので、忘れ物発見の可能性が、さらに、高まります。
(残念ながら、これらの機能は、有料会員(3600円/年)のみのサービスみたいです)
Amazon Alexa、Google アシスタント、Siri ショートカットなどスマートスピカーにも、対応していますので、声で「Tile」を操作することが出来ます。
良く忘れ物や、置き忘れなどをする方は、お守り代わりに、「Tile」をバッグなどに付けておくと、もしもの時に安心です。
また、「Tile」は、使い方をいろいろ考えれば、自転車などの盗難対策や、貴重品の盗難対策などにも使えそうです。
年会費無料で、すべての機能が使えたら、全世界で、もっと、普及するかもしれませんね。
忘れ物の多い方、貴方の窮地を「Tile」が救ってくれるかもしれません。