台風19号での未曾有の豪雨災害の復旧も、ままならぬ中、台風21号の北上に伴う、発達した雨雲の影響で、またしても、関東や東北地方で、記録的な大雨となり、川の氾濫や土砂崩れなどが発生して、大きな被害となりました。
非常に強い台風19号では、誰もが、台風による暴風の被害は、予想しても、これほどまでの、記録的な大雨よる大災害となるとは、思ってもいなかったことでしょう。
このたびの豪雨災害で、被災された方々に、心からお見舞い申し上げ、無念にも、お亡くなりになられた方々の、ご冥福をお祈り申したいと思います。
台風19号の豪雨災害で、 次々と放送される、河川氾濫時の、テレビのニュース映像を見て、大雨による水の恐怖を、まざまざと思い知らされました。
東日本大震災の津波の破壊力も凄まじいものでしたが、今回の河川氾濫時の増水した水のエネルギーも、建物を押し流すほど流れも激しく速く、恐ろしいものでした。
テレビのニュースで、台風19号の記録的な大雨の中、車で避難する夫婦の車載カメラの緊迫した映像が、流されましたが、最初はそれほどでもなかった水位が、見る見るうちに増水し、濁った濁流で、道路が見えなくなり、脱輪してしまう恐ろしい映像でした。
二人ともご無事だったようで何よりでしたが、夜間で、あの増水の中で、よく助かったものだと思いました。
台風19号による豪雨災害では、多くの方々が、尊い命を奪われましたが、お亡くなりになられた方の内、三割近くが、車での移動中の「車中死」だったそうです。
また、河川が決壊して、濁流がもの凄い勢いで押し寄せて、一気に増水する中、建物の二階で救助を待つ、家族の緊迫した映像が、テレビに映し出されましたが、たぶん母親と娘さんだったと思いますが、母親の腰には、海水浴で使う浮き輪が付けられていました。
この家族も、自衛隊のヘリコプターにより、無事に救助され何よりでしたが、車で避難せず、一階でなく二階へ、「垂直避難」し、万が一の時のために、「浮き輪」を着けるという冷静な判断が、あの緊迫した状況で、よく出来たものだと感心しました。
このような緊迫した状況下では、冷静な判断と、日頃の防災知識が、生死を分けることになるのでしょう。
これらの映像を見て、大雨の時、止むを得ず、車で避難しなければならない時や、自宅が、増水した時のために、家庭でも、救命胴衣(ライフジャケット)が、必要ではないかと思いました。
この救命胴衣は、国交省認定品です。(「桜マーク」付きです)
救命胴衣も、色々ありますが、とにかく目立つ、定番の「オレンジ色」が、ベストだと思います。
また、船舶検査適合品(TYPE A)でもありますの、船をお持ちの方でも、使えます。
「桜マーク」とは、国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認した救命胴衣に付けるマークのこと
「TYPE A」とは、救命胴衣の種類で、ほとんどの船舶、航行区域に使用可能です。
ライフジャケットの両肩の上部前面には、反射テープが、縫い付けてあるので、水に浮いている時に、光の反射で発見を早めます。
胸のポケットには、緊急用のホイッスルも付いていますので、いざという時に役に立ちます。
使用期限のある、ガスなどで膨らむタイプと違い、一度買えば、使用期限もありませんので長期間使えて安心です。
適応体重は、90kgまでとなっています。
「これまでに、経験したことのない災害です。命を守る行動を取って下さい」というアナウンサーの声、ここ数年、テレビで、何度も聴くようになりました。
これからは、万が一の時のために、家族の命を守るために、救命胴衣(ライフジャケット)も、日頃から身近に、備えておかなければならない、防災用品のひとつとなりそうです。